法律豆知識 【顧問弁護士】
【問】
「司法改革」って何? 国民のための司法改革のためにー
(弁護士費用の敗訴者負担制度)の導入反対を!
【答】
最近「司法改革」が騒がれていますが、国民には、よくわからないのが実情ではないでしょうか。
そもそも(裁判)は、国民には身近なものではありません。敷居の高い(裁判)をもっと身近なものとし、使いやすい制度とする事が「司法改革」の目的であるべきです。
司法試験制度を変えて、弁護士を大幅増員する事が大きく報道されていますが、裁判官や検察官の増員もしなければなりません。また裁判官は弁護士経験者を多くし、国民が裁判に関与する「陪審制度や参審制度の導入」等、裁判そのものを国民の目線で、変える必要があります。
基本的には、福岡高裁判事夫人事件のような、検察と裁判所の癒着傾向の問題から、改革を行なうべきですが、国民のための裁判の実現には、国民も強い決意と責任を持つ事が重要です。
特に、今回の改革案で絶対に認められない事が、裁判に負けた者が、勝った者の弁護士費用を負担する「弁護士費用の敗訴者負担制度の導入」です。これまで以上に負担が増し、裁判にかけることができにくくなります。「高尾山天狗裁判」のような「運動」としての裁判や、労働事件、公害事件、行政事件、消費者事件等、国や企業・自治体等を相手する事件では、この制度では、声をあげることすらできません。採用されないよう反対していきましょう。