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法律豆知識   【顧問弁護士】
【問】
  寝たきりの母の介護を娘がしています。他の兄弟は何もしていないのですが、子は親を平等に扶養する義務があるのではないでしょうか。

【答】
 介護には公的介護と私的介護があります。最近問題となっているのは、介護保険の問題ですが、これは公的制度です。

扶養義務については、親族が負うのが原則です。公的なものはそれを補助する制度です。扶養義務者は、@配偶者、A直系血族(親子、祖父母、孫など)、B兄弟姉妹です。扶養者一人に、数人の扶養義務者のいる質問のような場合に、誰が扶養すべきかは、非常に難しい問題です。

寝たきりの母に複数の子がいる場合、一般的には、子は親を平等に扶養すべき義務があります。長男だからといって特別の義務を負うわけではありません。扶養義務は、子の経済力が大きく違う場合等は、経済力に応じた扶養義務を負うと考えられますし、介護の方法も、同居して直接介護するのか、生活費等の経費負担にするのかなど、被扶養義務者の生活実態に応じて決めるようにします。

扶養の順位や、扶養義務の内容、方法などについて話し合いがつかない時は、家庭裁判所で調停を行うのがいいでしょう

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