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BSE検査全頭継続、予算化を
   2007年9月21日
共産党都議団都に申入れ

  BSE検査全頭継続を申し入れる共産党都議団
日本共産党東京都議団は二十一日、東京都に対し国産牛のBSE(牛海綿状脳症)検査について、来年八月以降も都として生後二十カ月以下も含めた全頭実施を継続するよう申し入れました。
申し入れには吉田信夫、大山とも子、清水ひで子、かち佳代子、小竹ひろ子の各都議が参加しました。

 BSE全頭検査については厚生労働省が、生後二十カ月以下の牛に対する全額補助を来年七月末で打ち切る方針を決め、今年八月三十一日付で自治体独自の全頭検査を継続しないよう求める文書を都道府県に送付しています。

 申し入れで共産党都議団は、厚労省の方針が「食の安全」を著しく軽視するばかりでなく、自治体独自の全頭検査の「終了」を求めることは地方自治への不当な介入だと批判。さらに、専門家から疑問の声が上がっており、都民の不安も強いとして、全頭検査の後退・縮小は、とうてい理解が得られないと指摘しました。

 都に対し、「食の安全」生後二十カ月以下を含め、来年八月以降の全頭検査の継続と来年度予算への必要な予算の計上A全額国庫補助継続と、自治体の検査継続に介入しないよう政府に要請するーことを求めました。

 各議員は、「都民の食の安全を守る立ち場で続けてほしい」「東京都の対応が全国に大きな影響を与える」として、検査継続を重ねて要求。応対した安藤立美福祉保健局長「東京都なりに判断していく」とのべました。



申し入れ全文は以下の通り


生後20ヶ月以下の牛のBSE全頭検査継続を求める申し入れ

東京都知事 石原慎太郎 殿

2007年9月21日
日本共産党東京都議会議員団

厚生労働省は、国産牛のBSE全頭検査のうち、生後20ケ月以下の牛に対する全額補助を2008年7月末で打ち切ることを決めていますが、この問題に関連して同省が、地方自治体独自の全頭検査は継続しないよう求める文書を8月31日付で都道府県に送付したことが明らかになりました。

文書の中で厚生労働省は、「各自治体において、生後20ケ月齢以下の牛に対するBSE検査の扱いについて齟齬(そご)が生じることは、却って消費者の不安と生産・流通の現場における混乱が生じるおそれがある」とし、「全自治体において」、2008年7月未をもって「一斉に終了することが重要」などとのべています。これは、「食の安全」をいちじるしく軽視するばかりか、地方自治への不当な介入と言うべきものです。

また、厚生労働省は文書の中で、「食品安全委員会の答申において、20ケ月齢以下の牛の安全性については、科学的評価が示されている」としていますが、同委員会プリオン調査会委員を当時務めていた山内一也・東大名誉教授は、「私なら『科学的判断はしょうがない』としか答えられない」「状況証拠だけで『検査は不要』と言うのは、科学的とは言えず、危険だ」「若い牛ならば発生しないとは言い切れない」(「毎日」07年6月25日付)とのべています。

同様の指摘をする専門家は、少なくありません。牛肉の安全性に対する都民の不安は依然としてつよいものがあります。全頭検査を後退・縮小させることは、とうてい理解が得られるものではありません。よって、日本共産党東京都議会議員団は、「食の安全」を最優先する立場から、次の事項についてつよく申し入れるものです。

1、東京都として、生後20か月以下の牛をふくめたBSE全頭検査を、2008年8月以降も継続すること。来年度予算にそのために必要な予算を計上すること。

2、政府に対し、生後20か月以下の牛に対する全額国庫補助を2008年8月以降も継続すると同時に、自治体独自の全頭検査の継続に対する介入はしないよう、つよく要請すること

以 上

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