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日本共産党都議団政策調査副委員長
清水ひで子
東京都は、8月30日、「チャレンジ三宅島’07モーターサイクル フェステイパル」(主催:特非営利活動法人 三宅島スポーツ振興会・三宅村)を発表し、今年度の公道レースを最終的に実施しないことを明らかにしました。
バイクメーカーやテストライダーから危険が指摘されていた公道レースを断念したことは当然ですが、代替え措置として、三宅空港をつかったドラックレ一スや阿古地区の道路を封鎖しておこなうイベント、周回道路を使ったツーリングラリーなどをおこなうことでイベントそのものは予定通り開催することとしています。
フェスティバルの内容は、石原知事が提案した計画からおおきく乖離するものとなっていますが、とりわけ、@公道レ一.スを開催できない、A企画の前提となるバイクメーカー4社が不参加、B競技運営の主体となるべきMFJ
C(財)日本モーターサイクルスポーツ協会)の協力を得られない、ことは当初の計画が破たんしたことを示すものです。
島民のおおくからは歓迎されず、計画そのものが破たんした三宅島でのパイクイベントはきっぱりと中止すべきです。
そもそも三宅島公道バイクレースは、石原知事のトップダウンではじめられたものです。
知事は巨額の税金をかけてマン島視察をおこない、噴火の被害に苦しむ三宅村・島民に公道レースを押しつけ、さらには、公道レースの危険がメーカーやテストライダーなどによって指摘された後も、こだわりつづけました。知事の責任がきびしく問われなければなりません。
また、石原知事が高額な税金を使って実施したマン島視察も、公道レースについてメーカーが従前から否定していたことは明らかになっており、その是非があらためて問われなければなりません。
また、以下の点についても是非が問われます。
・パイクイベントの資金は、三宅島災害復興予算が使われることとなっています。しかし、フェステイパルは複興事業とは言い難く、しかも計画が予算の提案内容と乖離していることなど、執行に疑問の声が上がるのは当然です。
・三宅島は国立公園に位置しており、レッドデータブックに載せられている貴重種であるアカコツコなどが棲息することから「バードアイランド」と呼ばれています。自然保護が最優先されるべき三宅島を「パイクアイランド」にすることについては許されません。
・東京都がおこなうべきは、三宅航路の拡充・整備、漁業・農業の振興、あじさい公園の復元などの観光資源の開拓などです。
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