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| 猪瀬直樹氏の副知事選任に関する都議団の対応について 6月21日の都議会議会運営委員会理事会で、石原知事から、猪瀬直樹氏を副知事に提案したいと申し出がありました。 都議団は、この間、副知事人事への対応については、都民の代表として公務を執行する資質に欠けるかどうかを判断の基準にしてきました。 都の職員を副知事に起用する場合は、入都時点で憲法の尊重擁護、全体の奉仕者として公正に職務を執行することについて、宣誓していますが、猪瀬氏についてはこの2点についての立場が不明です。 しかも猪瀬氏は、女性蔑視発言や石原知事の中学3年生までの医療費無料化とは異なる発言をしていたことなどについても質す必要がありました。 そこで、都議団は猪瀬氏にたいし、公開質問(別紙1)をおこない、回答を求めたところ、本月正午、同氏からの回答(別紙2)がありました。 猪瀬氏の回答は、1問目と4問目のみで、残る3問については無回答でした。 1間目の憲法に関しては、「尊重します」と回答したものの、「擁護」する責務についてはふれていません。 4問目の女性蔑視発言については、「女性蔑視発言はしていません」「働く女性が子供を産み、育てていくのに適した環境を税制面から整えるべきだとという考えから年収を103万円の枠内に抑えている人だけが税制優遇をされてしまうことに疑問を投げかけたものだ」との回答ですが、主婦を「パラサイト(寄生)」あつかいしたり、「働かないで家でごろごろしている主婦が、子どもを産まない」とか、「そラいう人は淘汰してもらうなり何なりしてもらわないといけない」などという女性蔑視発言を謝罪し、撤回するものではありません。 さらに重大なことは、2問目の「全体の奉仕者として公正に職務を執行する責務」について、回答しなかったことです。 また、中学生までの医療費無料化を「バラマキ」とする同氏の立場は、石原知事の都民にたいする公約と違うことについて回答がないことも、同氏が副知事をうけるにあたっての姿勢を疑わせるものです。 以上、全体として猪瀬氏の回答は不誠実であり、とりわけ、地方自治の趣旨を体した執行をすべき副知事としての資格を疑わせるものです。 よって、都議団は猪瀬氏の副知事選任に反対の態度をとるものとします。 なお、態度表明は、26日2時の議会運営委員会理事会でおこないます。 以 上 |