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米兵によるひき逃げ事件に関する申し入れ
  2006年 1月 4日 

東京都知事 石原慎太郎 殿

                             日本共産党東京都議会議員団

 昨年12月22日八王子市で、米海軍の女性水兵が横断歩道中の小学校3年生3人をはね、鎖骨骨折を含む重軽傷をおわせながら、車をとめてけがをした子どもの様子をみることも救急車を呼ぶこともせず、そのまま逃げさるという許せない事件が発生しました。

 ところが警視庁八王子署は、業務上過失致傷と道路交通法違反容疑で米水兵を緊急逮捕したものの、米軍から「公務証明書」が示されたために日米地位協定にもとづいて釈放するという対応をとりました。

 被害にあった生徒の親や、目撃した住民からは、「ひき逃げは許せない」、米兵の「特別扱いは許せない」など怒りと抗議の声があがっています。

 基地の外での犯罪であり、ひき逃げという重罪が、日米地位協定の「公務中」の米兵犯罪はアメリカが第1次裁判権を行使するという条項によって、日本が警察権を行使できないことは許されません。こうした事態を見過ごせば1通の「公務証明書」さえ出せばどんな重罪でも処罰を免れるという横暴を許すことになり、これでは主権国家とはいえません。

 わが党は、事件が明らかになった直後に米軍厚木基地をおとずれ、厳しく抗議するとともに、事件の全容の説明、ひき逃げ犯の身柄引き渡しをつよく求めました。

 東京都として、事件の再発を許さず、都民の命と安全を確保し、異常な治外法権的事態を許さないために早急に下記の対応をとるよう申し入れるものです。

1、米軍にたいし、今回の事件に厳しく抗議するとともに、犯人の身柄の日本側への引渡しを求めること。

2、都として、事件発生の経過、米軍のとった態度、警察の対応など、全面的に調査し都民の前に明らかにすること。

3、政月利こたいし、ひき逃げという重罪にたいしても「公務中」をタテに免罪される日米地位協定の抜本的改定を強く求めること。

                                      以上
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