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 このページでは、都議会での議論の流れと並行させながら、今議会で焦点となるテーマ、今後の都政に大きくかかわってくるポイントなど、簡潔に紹介します。

【 2001 年度 第 3 回定例会】
 2001 年度第 3 回定例会は9月19日から 10 月 5 日までの日程となっています。
 15 人の日本共産党都議団は 6 月の都議会議員選挙での公約実現、要求実現のために全力をつくしています。
今期議会のポイント、
私たち日本共産党都議団の基本姿勢
 19日の所信表明演説で石原都知事は、財政再建推進プラン以上に取り組むとして、都民施策の一層の後退につながる見直しを行なうことを表明し、新たに使用料、手数料の見直しで値上げを進める考えを示しました。
 介護保険料、利用料の減免や、シルバーパスの値上げなどの切り捨てた福祉の復活など、都議会議員選挙で示された都民の切実な要求にこたえようという姿勢は見られませんでした。
 いま国民の暮らしは大変です。東京都が自治体の役割として、都民の暮らしの視点に立った政治が切実に求められています。そして「老人医療費を 65 歳からに戻してほしい」など、削られた福祉の復活を求める署名はこれまでに 11 万人以上になりました。
 年金が 6 万円の方より、10 月から介護保険料が倍になり、医療費も値上げで、どうやって暮らせばいいのか、という叫びも寄せられています。

 都立病院の再編計画として、16の都立病院を8つにする、とくに全都 4 ヶ所の小児病院を 1 つにする、など地域で大事な役割を果たしてきた都立病院を、都民の声をほとんど聞かないままに安易につぶす計画を決定しようとしています。都内で大きな批判の声が上がっています。
 八王子では、「都立小児病院をなくさないで」と 10 万人あまりの署名が知事に提出され、最近でも、労働組合や民主団体・新日本婦人の会などが中心となって 7000 筆の都議会請願署名が出されました。未熟児で産まれ、その後も障害をもちながらそれを克服しようと頑張って生きている子どもたちにとって、保護者にとって、八王子市内に小児病院が今までのように存在することが何よりも大切なことなのです。
 9 市長村長が連名で統廃合反対の声をあげています。清瀬市長・市議会の意見書もあげられるなど、小児病院を守れ、の声が立場をこえてあがっています。知事がいまだに背を向けている中、この願いに何としてもこたえたいと全力をあげています。

 その一方で、都は都市再生として、国と一体となって大掛かりに大型開発をすすめようとしています。高齢者を苦しめ、小さな命を守ってという母親の声も無視しながら、ゼネコン優先の大型開発を進める冷たい姿勢をとっています。
 都民のみなさんと力を合わせ、暮らし・雇用・医療・福祉を守れ、大型開発は見直せ、とこの議会でも全力をつくしていきたいと決意しています。

 また第 1 回定例会でも問題となった政務調査費の透明性をいかに確保するかという課題で、日本共産党都議団ではこの議会でも、政務調査費用の報告書に領収書を添付することを義務づける条例議案を提出しました。各党、各会派がどのような態度をとるのかが問われています。

【 2001 年度 第 1 回定例会】


 第 1 回定例会は、3 月 29 日をもって閉会しました。定例会を終え、日本共産党都議団は声明を発表しました。声明の全文は、都議団のサイトを参照してください(
こちら)。
政務調査費の使途、透明に
 ───条例制定にあたって
 政務調査費とは、議員の議会活動にともなう調査・研究に必要な経費をまかなうためのもので、東京都では議員 1 人あたり月額 60 万円を、議員数に乗じて、各会派に交付しています。

 昨年 5 月に改正された地方自治法は、政務調査費について各自治体が条例を制定するよう求めるとともに、収支報告書を議長に提出することを義務付けました。これにもとづき全国の自治体でいっせいに条例制定がすすんでいますが、収支報告書を公開しない自治体があるなど使途や明細が必ずしも明確でなく、住民からは「第 2 の議員報酬では」という批判があがっています。

 都議会でも第 1 回定例会へ「東京都政務調査費の交付に関する条例」案が提案されましたが、肝心の使途の透明性確保が規定されていません。

 国会での地方自治法改正の提案趣旨説明でも、「情報公開を促進する観点から、その使途の透明性を確保することが重要」と指摘しています。機密費問題などで税金の使途の透明性に関心が高まるなか、この政務調査費について透明性を確保することは、都民の期待にこたえるうえで不可欠です。

 日本共産党都議団は条例制定にあたって、政務調査費の収支報告書に領収書など支出を証明する書類の添付を義務づける修正を行なうよう提案し、3 月 19 日、各会派に申し入れを行ないました。条例案が最終的に決定されるのは 3 月 29 日都議会最終日です。ぜひ都民の皆さんの声を高めていただきたいと思います。
【3.22 財政委員会】
 22 日の都議会財政委員会で、日本共産党都議団が提案した「政務調査費の収支報告書に領収書など支出を証明する書類の添付を義務づける修正案」は自民、公明、民主の各党が「問答無用」で反対して否決されました。
 自民、公明、民主の各党は正規の発言を一切しないままに、討論抜きで修正案に反対、審議時間はたったの 9 分間でした。

 一体なんで反対したのか───日本共産党の「しんぶん赤旗」の記者が各党の理事に取材したところ、次のような反応があったということです。
 「我々は公明正大な政務調査活動を行なっている。ただ政務調査活動には誰と食事をしたか、どこで会合したかなど公にはできない部分がある」(自民党・大西理事)
 「政策の調査のために公開できないものもある」(民主・西条理事)
 なお、公明党の大木田守副委員長は記者が名刺を見せたとたん「ノーコメント」と足早に去ったそうです。

 税金を消費税導入の「国会対策」に使っていた機密費問題が次々と明らかになるなかで「税金の使い道を明らかにせよ」というのが国民、都民の声です。都議会がみずからえりを正して、政務調査費の使途を一点のくもりもなく明らかにする領収書の添付にふみきることは、政治家として都民の声にこたえる最低限の責務ではないでしょうか。

 まともな反対理由を正式な場でのべることもできないままに修正案を否決した自民、公明、民主の三党は情報公開を求める世論と時代の流れに対する「逆行」ぶりを浮かび上がらせています。

 3 月 29 日の都議会最終日に最終的な結論が出ます。
 ぜひみなさんの「税金の使い道を明らかにせよ」の声を都議会に集中していただきたいと思います。私は都議会のなかで引き続き頑張ります。
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