私は都議会で、都市・環境委員会に所属しています。都市・環境委員会は、おもに都市計画、環境保全、清掃関係といった課題、問題について議案を討議する常任委員会です。
このページでは、都市・環境委員会で私の行った質疑について、事実の概要と質疑・答弁内容のダイジェストをお伝えします。
八ツ場ダムの国の基本計画見直しと総事業費の増額、それに伴う、都の負担増を承認することについて。
わが党は以下の理由から反対をしました。自民、公明の賛成、民主党は委員会では継続を主張し、否決された後、反対の立場をとりましたが、本会議では、討論で継続を主張しただけで、採決にあたり、退席し、反対の意思表示を行いませんでした。委員会の審議を行ったものとして、あれだけ質疑を行っておきながら、民主党が退席したことについて、はっきりとした態度をとらなかったことについて、非常に怒りを感じます。
私が採決にあたり意見をのべた内容は以下のとおりです。
現在でも、東京の水需給計画は過大に設定されています。さらに今後も、経済の動向、人口推移、水使用の需要構造の変化などを考えても、大幅な需要の変化がないことは明らかです。これ以上の水源の必要はありません。
八ッ場ダムが最初に計画された時代、全国では、高度成長時代に、過大な水需要予測に基いて次々とダム計画がつくられ、日本全国の自然や環境を破壊してきました。それが今日では見直され、最近でも、倉渕ダム、戸倉ダムを始め、 全国でダム開発を見直す流れとなって大きく広がっています。それは、ほとんど開発される地域の人々を中心に、粘り強い運動が実らせてきたものです。今、都市の都合だけで、考えてよいのかが問われているのです。都市の側が真剣に考え、水の使い方を考えることが求められています。
福岡市では蛇口の節水ゴマを無料で配る、墨田区でも雨水利用など、真剣な取り組みを行っているところもあります。東京都でもかつては節水ゴマを配っていた時代がありました。ところが水資源保全のために東京都が策定した総合プランには今年度も都市計画の予算が全く無いことが明らかになりました。これでは現地住民の理解も都民の理解もえられるでしょうか。ダムに頼らない都市をつくること、その対策が強く求められているのです。
地球温暖化による少雨傾向、そして渇水が強調されていますが、それをいうならば、石原都政の都市再生、大型開発中心の都市づくりによって地球温暖化の原因となる、CO2が大きく増やしていることこそ問題です。そのことこそ見直されるべきです。よって八ッ場ダム建設の基本計画の見直しに伴う都負担の増額は認めるわけにはいきません。
※このページはダイジェスト版として作っているので、質疑・答弁内容を完全に再現したものではありません。
※委員会での詳細な議事内容は、東京都議会のサイト内にある「都市・環境委員会の記録」(
こちら)を参照してください。