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 私は都議会で、都市・環境委員会に所属しています。都市・環境委員会は、おもに都市計画、環境保全、清掃関係といった課題、問題について議案を討議する常任委員会です。
 このページでは、都市・環境委員会で私の行った質疑について、事実の概要と質疑・答弁内容のダイジェストをお伝えします。
1月21日の都市・環境委員会で「玉川上水の自然が破壊される」と沿線住民の反対運動がおきている都市計画道路・放射5号線・の建設計画について「自然へ影響を考え、建設を再検討すべき」と指摘しました。
計画は、23区と多摩地域を結ぶ放射5号線のうち、玉川上水と重なる杉並区久我山の延長1・3キロの区間を建設するもの。都は「総合環境影響評価(総合アセスメント)」で、建設を前提とした3通りの整備方法を示し、計画地の拡幅で玉川上水と道路の外側に緑地帯を設ける方針を決めました。
私は「総合アセス制度というの、その制度の目的、意義を「計画の立案のできるだけ早い段階から環境に配慮する」としている。道路事業の場合は計画のできるだけ早い段階というのはどういう時期か。路線決定と車線数の決定である。計画の見直しが弾力的に行えるようにという線引きの見直しも含まなければ弾力的とはいえない。すでに都市計画決定がされているという「線引き」の対象の見直しをしないというのでは、弾力的といえるのか。本当の意味での総合アセスといえるのか。ゼロの案を入れなかったことは総合アセスを限界あるものにしてしまった。行わないという案も含め、そのメリット、デメリットを明らかにして、都民関係者の意見を聞く制度が必要だったのではないか。」として、試行審査会の報告書の中で試行審査会の会長もそのような記述をしていると強調しました。しかし、東京都はあくまで、3案の中から計画を立案したと主張しました。
公聴会の公述人の中で、商店会員57人を代表した方の発言がありました。「実施主体(東京都)と地域の多くの住民との間に合意がされる状況ではないという。東京都が配慮した環境と、関係住民の多くがかけがえのないと感じている地域環境とに相違がある。提案されたとおりの道路が整備される場合には、地域の多くの人たちが現存する幸福の主たるものを失う。」具体的には町の分断、住民主体のまちづくりの可能性も一気に失う。車と隔絶された水と、緑の空間を失う。それはたとえ緑地が残り、緑の緩衝帯が造成されても脇を車が通る環境では、配慮し、保全する環境そのものに問題がある」と発言したことに触れ。建設中止を含めて都民や関係者の意見を聞かなければ総合アセスとはいえない。と指摘しました。

また、この地域には67種の樹木、150種の野草が確認されている。都のレッドデータブックにはヤマドリゼンマイ、アマナ、チダケサシ、ノウルシ貴重種があるとH12年の自分の質問の答弁で、答えているが、今日配られたアセス評価書案の中にはこの4種のうち2種類しか掲載されていない。それはなぜか。また、キンラン、銀ランも写真で示すようにあるが、評価書案にはキンランしか記載されていない。評価書案は信用できるのか。と、追及しました。「道路はこれらの野草を避けて建設するので、記載していないものもある」と、答弁しました。「それではこれらが、保全されるという保障があるのか」と、重ねて追求すると「環境に配慮した案ができた」。「両側で、4万台が通過する道路の建設で、これらの貴重な自然がまもれると保証できるのか」とただしました。
そして、事業費は1.8キロ=330億、1メートル=1億83百万。1メートル、1億8千万もする、莫大な事業費をかけて、道路を今作る必要があるのかこの地域には、JR、京王井の頭線、小田急線など公共交通網が整っている。TDMをやるなど、道路建設先にありきではなく、自動車量を減らすことを考えたらどうですか。3つの案がだされたが、建設先にありきであった。環境への考え方が今は36年まえとちがう。そのことを受け止めるべきである。今回の案は再検討すべきである。
という趣旨の質問を行いました。今回の質問は地元の方のところを訪問し、写真をお借りし、地域も確認してきました。そのことが、その日に出された、環境影響評価書に記載されていない植物をその場で、発見することができたのです。運動団体のかたは、傍聴にこられて、質疑のあと、控え室によられ、「ありがとうございました。すごくよかったです。運動の励みになりました」といっていかれました。

 



 ※このページはダイジェスト版として作っているので、質疑・答弁内容を完全に再現したものではありません。
 ※委員会での詳細な議事内容は、東京都議会のサイト内にある「都市・環境委員会の記録」(こちら)を参照してください。
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