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8月20日の委員会−首都高速環状線品川線、地域住民の環境を守れ


2004.09.04

1、 2004年3月29日に都民の意見を聞く会が開催されたが、この中で何人ものが、1年の中で非常に忙しい時期に実施されたこと、多くの資料集、厚い資料が送付されたが、十分に目を通す時間保障もなく、開かれたことに不満の意見が出されている。日程の設定は、十分に資料に目を通す余裕が必要だったのではないか。

2、 4月に目黒区、品川区の区長からそれぞれ意見が10項目、20項目付され、5月には知事の意見がかなり多くの項目に亘って出されている。環境大臣からも7項目に亘って出されている。住民は自分たちが出した意見、疑問にどう回答してもらえるのか、区長、知事、大臣意見がどのように反映されるのかについては、アセスの手続きの中では環境影響評価書の補正という形で示されるが、公示縦覧という手続きでしか保証されていない。非常に重要な意見が出されているし、首長の意見も出されている。手続きの範囲で済ましてしまうのではなく、住民の疑問、意見に答える必要があるのではないか。そういう場を設ける必要があるのではないか。――(答弁)必要に応じて開催していく。

● 知事の意見書には「環境影響準備書に対して、計画路線の周辺住民から多くの意見書などが提出されていることから、住民に対し十分な説明や的確な情報提供などに努める必要がある。」とわざわざいっている、アセス手続きにそって当然すすめていっている中での意見なのだから、必要があれば説明会などを開催していく必要がある。必要に応じてという回答なのだからきちんと実施してほしい。

3、 特に大気汚染が1番大きな問題としてだされている。公述された方の中で、品川区の学校の学校医を20年以上勤めているという耳鼻科のお医者さんの発言を読んだ。「初め診察を行ったときの驚きはいまでも忘れられない。子供たちの鼻の粘膜が耳鼻咽喉科の教科書に記述されている子どもはほとんどいなくて、大半の子どもは灰色、鼻汁が薄い黒で病気の診断などとてもできなかった。その後、環境省の委託で、環境の鼻の病気に与える影響をテーマに調査、研究を続けている。また都の検診団の一員ともなって調査を重ねている。研究してきて、アレルギー疾患の発症や悪化には環境の影響が大きいことを示唆している。環境影響評価準備書に記されたデータが数十年後を正しく評価しているか疑問だ、現時点では不明だ、しかし、再び大気汚染を悪化させれば間違いなくアレルギー性疾患を増やすだろうと。当地にはこうした歴史的な背景がある。住民の心配は他の地区よりも大きい、周辺が大地になっている。地形の影響もある。耳鼻科の医師として数十年前の子どもの鼻の色だけは二度と見たくない。健康診断を毎年やりながら、お気の毒以外のなにものでもなかったというのが本音です。」また、別の公述者の方の発言で、目黒区の小中学生の気管支喘息児が、8年間でり患率が1.5倍にも増加した。というのです。
こういうなかでやはり地元の大気汚染への不安は大きい。アセスの中で対策を提案していて、換気塔の建設など予定したが、住民は納得していない、換気塔についてのさまざまな意見が出されている。45bー・50bの高さから排出される汚染物質、NO2・SPMの濃度がいったいどうなるのか。脱臭装置を設置するのかどうかもはっきりしていない。等出されている。知事の意見書の大気汚染換気所関連についてというところでも何項目もいっている。さらに、五反田換気所、出入り口に関して、町会連合から3万人あまりの反対の要望書が出されている。これをどう受け止めているのか。

4 今年の夏の異常な暑さにたいして多くのマスコミがとりあげた。都市化によるヒートアイランド現象も影響している。対策をすすめているが、十分効果があがっているとはいえない。そのなかで、ビルの影響を指摘するマスコミも多く、「都市計画も将来を考えた場合、無計画でよいはずがない。」とも書いている。東京の都市計画のありかたについても専門化などが発言している。渋滞解消が東京の環境改善に役立つとして3環状道路の建設をすすめているが、自動車からの排熱も大きな原因になっている。自動車の総量対策、総力抑制を真剣にとりくまなければ解決しない。
都市計画審議会への付議は慎重にするべきであり、延期すききである。と主張しました。
 

 ※このページはダイジェスト版として作っているので、質疑・答弁内容を完全に再現したものではありません。
 ※委員会での詳細な議事内容は、東京都議会のサイト内にある「都市・環境委員会の記録」(こちら)を参照してください。
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