日々の生活のなかで起こったことや感じたこと、考えたことなど、思いつくままに書いた「雑感」集です。このページは随時更新します。
日々の雑感 7月19日
(2003. 7)
2003年第二回定例会で、石原知事の民主主義否定の特異な政治姿勢が改めて問われました。わが党の代表質問に対して、「私の今後の基本姿勢は、共産党のいうことはまったくやらない」ことだ。と述べたのです。
これは知事にたいする反対意見や批判は許さないという姿勢をあらわにしたものです。
日本共産党が発言の撤回を求めたのに対し、「いい意見があったら当然、是々非々で採用します」と、再答弁せざるをえませんでした。同時にこの中で知事は「共産党のいうことで今まで参考になったものはひとつもない」などという中傷をくわえましたが、事実は銀行税やディーゼル規制をはじめ、土地開発基金の活用や介護保険料の負担軽減措置など日本共産党の提案が実ったものは少なくありません。
知事は他の会派の代表質問のときにも質問者を侮辱する態度をとりました。知事のこれらの言動は議会制民主主義を根本から否定するものであり、また、都知事としての品性と資格がとわれるものです。
石原知事はどのような政治的立場をとろうとも民主政治の最低限のルールをわきまえるべきです。
最近、長女が政治資金規正法違反の疑いで逮捕され、知事室が捜索されたことなどから、埼玉県の土屋知事が辞任しました。
参議院議長をへて、埼玉県知事に就任した土屋氏の11年間の県政は「土屋王国」とも呼ばれたほど、専横振りが折に触れて問題にされてきました。
今度の事件の背景に土屋氏によるそうした県政私物化があるのは明らかであり、土屋氏自身はもちろん県政を支えてきた与党もその責任が厳しく問われます。本来県民の立場に立って県知事の行動をチェックすべき大きな役割を担っているのは県議会です。
その県議会が日本共産党以外の会派が与党にくわわり、県議会で土屋知事を批判したり、知事の提案に疑問をはさんだりするのは 日本共産党県議団だけという状態でした。
この埼玉県の状態をみたときに、都議会の異常なほどに石原知事への批判をおさえこもうとする、知事と与党。議会というチェック機能を失ってしまっている与党の中で、日本共産党都議団が果たしている役割は本当に大きいと痛感します。