日々の生活のなかで起こったことや感じたこと、考えたことなど、思いつくままに書いた「雑感」集です。このページは随時更新します。
都立高校統廃合問題
(2002. 6)
「南分教場をなくさないでほしい、わたしたちの一番の願いです。」伊豆大島の南部地域で働きながら学べるただひとつの学校・大島高校定時制南分教場が今年度いっぱいで突然廃止されようとしています。
私は8月22日、日本共産党都議団の東、曽根議員とともに大島町を訪れ、存続を求める親や関係者と懇談しました。廃止を打ち出したのは都教育庁が発表した「都立高校改革・新配置計画案」定時制高校で今年度末の廃止をうちだされたのは「南分教場」だけです。もし廃止が決まれば生徒は交通が不便な南部から約20キロ離れた北部の本校に通わざるを得なくなります。分教場の生徒数は7人。全員が民宿や建設現場運送業などで働きながら学んでいます。
「入学時に廃校の話しはなかった。契約違反だ」「仕事上本校にいけないから分教場をえらんだ」と廃校を知った生徒たちは「自分たちをみすてるのか」という思いを作文にし、校長に存続を求める要望書を提出しました。生徒全員が本校に移転するなら学校を辞めるとしています。保護者らで結成された「守る会」が集めた署名は有権者の4割、3200人分。1週間で島内中から寄せられたといっています。島の中核は定時制の卒業生が担っている。地域住民の学校への関心は非常に高いことを痛感します。朝8時過ぎの高速船にのり、夕方4時過ぎの船で帰ってきましたが、3人とも、行ってよかった、教育庁のすすめる改革とは生徒の学習権を切り捨てるものになっていることを実感したのです。生徒の一人も仕事の合間に駆けつけてくれました。
「2年生になってかよい始め、本校ではうまくいかなかった学校との関係がマンツーマンで先生がかかわってくれるのでいまはこの分教場でがんばれる」といっていました。校長先生が自分たちを守ってくれる気持ちのないことをすごく残念がっていました。3人はこの生徒たち皆をこの学校で卒業させてあげたい、と強く思いました。都立高校統廃合問題は東京の教育にとって非常に重要です。石原知事のこういう学びたい生徒まできってしまう「改革」は間違っている。の声を強く上げていきたいと思います。